DOWAグループの歩み

DOWAグループとは

1884年(明治17年)の創業以来、120年余もの歴史の中で、独自技術を生み出し続けているのがDOWAグループです。国内の鉱山採掘、製錬事業を出発点とし、現在ではグループ約100社からなる一大グループを形成しています。DOWAグループは発祥の地・秋田だけでなく岡山とも縁が深く、創業者・藤田伝三郎は岡山南部の児島湾開拓を手掛けたことで知られています。また、東洋一の硫化鉄鉱山として栄えてきた岡山県久米郡美咲町(旧柵原町)の柵原鉱山もDOWAが所有。当社が岡山を本拠地としているのも、こうした歴史を背景としています。


独創的技術力

1884年、明治政府より小坂鉱山の払い下げを受け、鉱山・製錬事業をスタートさせたDOWAですが、そこで産出される「黒鉱」は、製錬が極めて困難とされていました。当時の技術者たちは失敗を繰り返しながらも独自の製錬法の開発に成功し、不可能と言われた事業化を実現したのです。現在に続くDOWAの高度な技術力は、こうした先人の挑戦の積み重ねから育まれてきたものであり、そのフロンティアスピリットは今もDOWAグループに連綿と受け継がれています。
現在DOWAグループは環境・リサイクル、製錬、電子材料、金属加工、熱処理と、広範な分野で事業を展開し、その中で当社は各事業分野を横断する様々なプラント建設に携わり実績を重ねてきました。各分野の専門技術者と共にプロジェクトを進めることで多岐にわたる技術・ノウハウを蓄積し、あらゆる領域のプラント建設に力を発揮しています。

DOWAグループの各種プラントを担当