当社で働く先輩社員の声を通して、実際の仕事内容をご紹介します。仕事内容に加えて仕事の魅力ややりがい、
今後の目標などについても率直に語ってもらいましたので、ぜひ参考にしてください。
入社して4年目に担当したプロジェクトのこと。計画期間も工期も長い大規模なプロジェクトで、前に進んでは壁にぶつかり、それを乗り越えるとまた次の壁が出現する。そんな、非常に困難な仕事でした。
そのプロジェクトが終わった時、お客様が「今後も一緒に仕事をしたい」と言ってくれたんです。自分の仕事を認めて頂けたのだと、全てが報われた気持ちになりました。
モノづくりの喜びも大きいですが、沢山の笑顔に触れられることも、この仕事の大きな魅力。人を相手にした仕事の中で、技術的なことだけでなく総合的な人間力が求められる事に、やりがいを感じています。
いま取り組んでいるプロジェクトの一つに、粉体の搬送設備があります。粉体は独特の動きをする扱いの難しい物質で、粉の大きさや形状、含水量など、扱うものの性質をしっかり理解した上で装置設計を進めないと、タンク内で固まったり排出口が詰まるなどの問題を引き起こします。そこが非常に困難でした。加えて、既存設備内の改善工事のため限られたスペースに必要な装置を効率良く、効果的にレイアウトする必要があり、新規でつくる場合よりも条件や制約が多く、より高度で綿密な計画が求められました。
難易度の高いプロジェクトでしたが、経験豊富な先輩方に助けられながらも、計画~設計~施工までの一連の業務をメイン担当者として関わらせてもらい、また一つ新しい経験を重ねることが出来ました。こうした経験を今後は、後輩たちに伝えていくことも重要な責任だと感じています。
モノづくりの現場はどこでもそうだと思いますが、机上で考えたことがそのまま現場で通用することはほとんどありません。想定外のことが数多く出てきます。想定外のことを無くすのは経験と実績しかありません。特に当社のように様々な技術が交錯するプラントの世界では、経験した人の技術と知恵こそが財産なのです。
自分が経験したことのない案件にぶつかった時は、後輩に教えてもらうこともあります。大ベテランの先輩が私に尋ねてくることもある。そういう教え合い、学び合うことが自然にできるのがこの会社の素晴らしいところ。「良いものを作りたい」「お客様に喜んでもらいたい」という思いを全員が共有できている職場なんです。
彼は何事にも積極的に、責任感と信念を持って取り組む姿勢があり、お客様や社内の先輩、後輩から厚い信頼を得ています。明るくムードメーカーな一面もあり、将来は会社の中心的な存在として活躍してくれると期待しています。
自分を型にはめず、常に新しいことにチャレンジして欲しい。持ち前の熱い志を大切にして、立派なエンジニアに育って欲しいですね。
Personal History
2009年 | 入社研修 [産業廃棄物処理設備]現場管理 |
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2010年 | [粉粒体製造設備]現場管理 |
2011年 | [産業廃棄物収集設備]配管設計・図面作成、現場管理 |
2012年 | [粉粒体製造設備]設備全体計画、機器設計、図面作成、現場管理、機器試運転 |
2013年 | [めっき設備]設備改善計画、図面作成、現場管理 [粉粒体製造設備]搬送機器設計、図面作成、現場管理、機器試運転 |
2014年 | [めっき設備]現場管理 |
2015年 | [熱処理設備]現場管理 [粉粒体製造設備]設備改造計画、機器設計、図面作成、現場管理、機器試運転 〜現在 |
Private
昼休みには仲間と近くの公園でフットサルをしている。わざわざ着替えて練習するほどの本気度。
休日は一日中子供と一緒に遊ぶという子煩悩な一面も。